むちうち（外傷性頚部症候群）はなぜ治りが遅いの？解消法は？

むちうち（外傷性頚部症候群）はなぜ治りが遅いの？解消法は？

目次

1.むちうち（外傷性頚部症候群）の症状

2.むちうち（外傷性頚部症候群）の原因は？なぜ治りが遅いの？

3.症状はいつから出るの？安静期間は？

4.病院には行った方が良いの？

5.解消方法は？

6.まとめ

交通事故や転んだ後の衝撃で「むちうちになったかも」「頭痛がおさまらない」とお悩みの方はいませんか？

むちうち（外傷性頚部症候群）の症状は傷や骨折などと違い、あとから症状がでてくることがあります。

今回はむちうち（外傷性頚部症候群）の症状や原因、解消法などについてご紹介します。

首のお痛みで悩んでいる方は是非読んでみてください。

1.むちうち（外傷性頚部症候群）の症状

むちうち（外傷性頚部症候群）は交通事故をはじめ、外力によって発生する頭部・頚部・肩甲帯周辺の障害。以下の症状がある方は医療機関へ受診してください。

・首、腕の痛み

・頭痛

・首、背中、腕のハリ、だるさ

・上肢のしびれ、力が入らない

・聴力低下、耳鳴り

・めまい、目の疲労などの不定愁訴（バレーリュー症候群）

日常生活でもありそうな症状ですが、むちうちの症状はいつもよりツライとか中々良くならないなどが出てきます。X線像やMRI像において脊椎・脊髄損傷や神経症状がなければ、保存療法を選択されることが多いです。担当医と相談しながら整形外科か整骨院で治療をおこないましょう。

2.むちうち（外傷性頚部症候群）の原因は？なぜ治りが遅いの？

むちうち（外傷性頚部症候群）の原因は、追突事故やケガなどの急激な外力がカラダに加わり、頭や首に前後方向への過剰なストレスが加わり、その外力によって後頭骨や首の上位にストレスがかかり負傷します。軽い外力であれば筋肉が首を支えてくれますが、外力が大きいと頭や首ひかかるストレスを支えきれず筋損傷が起きます。その結果、頭や首、肩甲帯周辺の痛みや機能障害、痛覚過敏などの症状が特徴。

また、むちうち（外傷性頚部症候群）の症状が慢性化することが多く、４５日以上維持したケースは慢性化に移行する危険性が高い。慢性化する症状として頭痛が多く、首の筋肉である頭半棘筋が損傷すると回復しにくいと言われているので早期の治療をおススメします。

3.症状はいつからでるの？安静期間は？

事故から２週間は、むちうちの症状が出やすいです。３週間を過ぎてしまうと事故との関係性が不透明になります。むちうちの症状がある時は、早めに医療機関へ受診しましょう。

また、交通事故やケガの後はパニックとなり痛みを感じにくい可能性があります。２４～４８時間は安静にしましょう。むちうちの症状がある方は３週間くらいの安静は必要になります。損傷した筋肉を修復する為に必要な時間です。首を固定したり、電気治療などをおこない、痛みの緩和に努めましょう。

4.病院には行った方が良いの？

交通事故にあった時は、整形外科に受診しましょう。

X線やMRIで骨や筋肉、神経損傷の有無を検査し、診断名と保存療法でOKかを確認しましょう。保険手続きには診断書が必要になります。整形外科に受診後、仕事帰りに通えられないや中々痛みが良くならないなどのお悩みがあれば整骨院で治療をおこないましょう。

5.解消方法は？

むちうちは痛覚過敏になっていることが多いため患部のリラクゼーションからおこないます。その後、症状をみながら電気治療や温熱治療で痛みを緩和させて、少しずつ硬くなった関節を動かしていきます。症状が慢性化した場合、姿勢不良が起こり、回復が遅くなります。菜のはな整骨院では、姿勢改善エクササイズなどをおこない、早期の社会復帰を目指していきます。

6.まとめ

むちうち（外傷性頚部症候群）は、速やかに症状を消失させる治療戦略が重要であり、頭痛などの症状は慢性化しやすいです。交通事故後は早急に整形外科に受診していただき、骨や筋肉、神経に損傷がなければ、症状に合った段階的治療を進めていきましょう。症状が改善されないや仕事の都合で中々通院ができない方は菜のはな整骨院にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。