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野球肩を解消するには2つのポイントが重要だった⁉

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野球肩

病院で「野球肩」が治らなかったきみへ

写真は元西武ライオンズの相内選手。当院に通っていた野球少年にサインをしてくれるメッチャ良い人。そんな相内選手も肩を痛めたことがあったんだって。

菜のはな整骨院へご来院したことない方はこちらもお読みください。

初めての方へ

今回は野球をしたことがある人なら経験があるであろう野球肩について書いていきます。

今、きみは

・ボールを思いっきり投げることが出来ない

・練習後に肩が痛くなる

・他のメンバーと同じ練習が出来ずにツラい

様々な辛い症状や不安があると思います。

でも、だいじょうぶだよ

菜のはな整骨院で施術をした選手たちは、「野球肩」の痛みが解消し、思い切り練習が出来ています。野球肩でお悩みの方は、是非最後までお読みください。

目次

1,野球肩とは

2,一般的におこなわれる野球肩の治療

3,野球肩は「患部」に原因はない

4,野球肩は原因がいくつもあり、それが複雑に重なっている

5,野球肩を早期に解消するための2つのポイント

6,野球肩に悩んでいる方へメッセージ

 

 

1,野球肩とは

野球肩とは、投球時に肩関節周囲に発生する痛みになります。

一般的に野球肩は「投げすぎ」が原因と言われていますが、投球動作での身体の使い方の異常から腱板や筋肉、骨が損傷して痛みが出ています。

先ずはどの動作で痛みが出るのでしょう。

・ワインドアップ期

投球動作開始から踏込み脚の最大挙上まで。体幹の前後・左右の傾きがなく、安定して片脚立位が出来ていることがベストになります。

・アーリーコッキング期

ワインドアップ期終了からステップ脚の接地まで。この動きは、重力加速度を使って立位から並進運動に変換し、投球方向へステップ脚を踏み出すまでになり、投球障害と深く関わっています。

・レイトコッキング期

アーリーコッキング期終了から肩関節最大外旋位まで。この動きは、並進運動を非投球側を軸にした回転運動に転換し、投球側を加速させることにあります。投球側および非投球側の肘が肩関節の高さになっているか。また、軸足と前足を結ぶ線が投球方向に向かっているかがポイントになります。

・アクセレレーション期

レイトコッキング期終了からボールリリースまで。この動きは、上肢の各関節をうまく使い、ボールに速度を伝える。胸を張ったところからリリースまでは、肩と肘が一直線になることがポイントになります。

・フォロースルー期

ボールリリースから投球動作終了まで。この動きは、ボールリリース後に再び重心位置を高めることで残った運動エネルギーを立位に変換し、投球動作をスムーズに終了させる。前足にしっかり体重を乗せて振り切ることがポイントになります。

 

次に野球肩の発症部位別4タイプをお話ししますね。

①後外側部

青丸のクワドリラテラルスペースでの腋窩神経症状を主とした疼痛であることが多くなります。レイトコッキング期やフォロースルー期に痛みが出ることが多く、その両方で発生する場合もあります。レイトコッキング期では肩水平伸展位で腋窩神経の絞扼を、フォロースルー期では肩水平屈曲および内旋では腋窩神経の絞扼に伸長ストレスが加わって発生していると考えられます。

②前方部

上腕二頭筋長頭腱症状を主とした疼痛であることが多くなります。アクセレレーション期に痛みが出ることが多く、肩前方組織を水平伸展や外旋で伸長ストレスで発生していると考えられます。

③肩峰下部

肩峰下インピンジメント、あるいは肩峰下滑液包と烏口肩峰アーチでの癒着による疼痛であること多くなります。

④肩甲骨下角周辺部

広背筋最上方線維を主とした疼痛と考えられます。アクセレレーション期に痛みが出ることが多く、僧帽筋中部・下部繊維の筋力低下による肩甲骨外転化傾向などが原因で発生していると考えられます。

 

2,一般的におこなわれる野球肩の治療

まず病院では、現在行っているスポーツや運動はすべて中止し、「安静」を指示されます。

病院では、野球肩の原因は「投げすぎ」と考えているため、肩に負担をかけないことが何よりも大切だとされています。

そのうえ、肩のアイシング、電気治療などの保存療法、また、肩のインナーマッスルを鍛える筋力強化、フォームの修正を勧められる事もあります。

しかし、「安静」と言われても、練習をなかな休めない、休みたくない人も多いと思います。

そんな場合、整骨院や整体院では、主に肩周囲の筋肉にマッサージやストレッチ、患部の電気治療などが行われます。

このように野球肩の治療では、安静と肩周囲へのアプローチを基本とされていますが、「安静」にしていても、練習を再開すると、また痛みを繰り返してしまう事がよくあります。

また、さらに驚くべき事実として、「肩周囲へのアプローチ」で改善がみられるのは、野球肩全体の約2割程度になのです。

あとの8割の方は、改善がほとんどみられません。

 

きっと、このページをご覧の方の中にも、「安静にしていても改善しない・・・」「肩の治療をしても全くよくならない」とお悩みの方が多くいると思います。

でも、だいじょうぶ。ちゃんと解決でき、野球ができるんです。

 

当院では、病院や治療院で治らなかった野球肩が、早期で改善するケースがよくあります。それは、市外、県外から野球肩の施術を受けにやってきます。

 

3,野球肩は「患部」に原因はない

肩周囲へのアプローチで改善する野球肩は、”肩周囲に痛みの原因がある”ということです。そのため、肩にマッサージやストレッチ、当院だとカッピングをする事で痛みは解消できます。

ですが、それは野球肩全体の2割程度で、大部分の8割は、それでは改善がみられません。

それはなぜか?

実は、野球肩の約8割は、肩周囲とは全く別の場所から影響を受けています。つまり、「患部に原因はない」という事です。

今まであなたがマッサージやストレッチで解消しなかった理由は、

痛みの根本原因と全く違った部位にアプローチをしていたことになります。

それでは、あとの8割の方はどこに痛みの原因があるのでしょうか。詳しく説明していきますね。

 

4,野球肩は原因がいくつもあり、それが複雑に重なっている

野球肩は「使いすぎ」が原因と考えられてます。しかし、それは痛みの出るきっかけにすぎず、痛みが出る以前から以下のような異常がある場合が多いです。

・手関節・手指の可動域制限

・肘関節のアライメント異常

・鎖骨・肩甲骨の変位

・胸郭・横隔膜の硬さ

・体幹の弱さ

・上半身と下半身の連動性低下

・下肢のねじれ

など、これらがある事で、肩関節に必要以上の負荷がかかってしまいます。

そして、その中でも”野球肩を引き起こす最大の根本原因”は以下の3つです。

①股関節の硬さ

②足関節の硬さ

③フォームの悪さ

の3つがあります。一つ一つ説明していきますね。

 

①股関節の硬さ

股関節の可動域制限に自覚症状がない事がほとんどで、日常動作に支障が出る事は少ないですが、野球の投球動作には大きく影響します。

例えば、開脚やスクワットが正しくできない、お姉さん座りが出来ない又は左右差があったりすると股関節の可動域制限が考えられます。

この状態では、コッキング期に下半身の力を上半身に伝える事が出来ず、腕だけで投げるようになってしまいます。これによって肩や肘の痛みが出てしまうのです。また、これは痛みの発生だけでなく、コントロールや球速にも悪影響を及ぼします。

②足関節の硬さ

足関節が硬くなる原因に下腿三頭筋と足底筋膜の硬さや腓骨神経障害などがあります。

両症状が出ると、足関節を反らす力がうまく発揮できなくなり、バランス感覚低下や感覚障害を引き起こす事があります。日常生活で自覚する症状は、「足をよくつまずく」や「足が引っ掛かりやすい」といった症状です。

人によっては「こんなものだろう」と意識していない人も多いですが、これは野球肩を発症する大きな要因です。

足の動きが硬くなると、投球時に足の踏み出しや踏み込みが甘くなることになります。足を踏ん張ることが出来ないため、足を外に逃がそうとして身体をより捩じらせてしまい、肩に負担をかけてしまいます。

③フォームの悪さ

野球肩の原因として、フォームの悪さはお分かりだと思います。

指導者の方々に指導されていても、投球練習を続けると肘が下がってくる子がいます。肘を下げた状態だと野球肩を発症するリスクは高まります。

身体のケアと並行して、フォームの修正を行う事で痛みをより早く解消することが出来ます。

 

いかがだったでしょうか?

お話てきましたとおり、野球肩を引き起こす原因は様々です。人によっては、この原因が複数重なっている事もあり、痛みを解消するにはそれを全て取り除く必要があるのです。

次の章では、野球肩をより早く解消するためのポイントを解説していきます。

5,野球肩を早期に解消するための2つのポイント

ここまで読んでいただくと、”肩”だけの治療では足りなことが分かってもらえたはずです。

野球肩は「使いすぎ」が原因でなく、それ以外にも原因が複雑に重なっていることがあるので、甘くみてはいけません。

根本的な原因を解消しない限り、痛みを繰り返し、治療期間を長引かせてしまう事になってしまいます。

野球肩の治療では、前章に記載した「野球肩の根本原因」を解消する施術を大前提に、野球肩をより早期に回復させるためのポイントがあります。

そのポイントは2つになります。

①内臓疲労とミネラル不足の解消

②自律神経の調整

この2つのポイントを説明していきますね。

 

①内臓疲労とミネラル不足の解消

これはどの疾患にも共通する事ですが、身体の痛みと内臓疲労、ミネラル不足はとても密接な関係があります。

ストレスや暴飲暴食、睡眠不足、食品添加物の過剰摂取などによって”慢性的な内臓疲労やミネラル不足”があると、全身の冷えが生じ、血流の低下に繋がります。

血流の低下は、筋肉の緊張を強めるだけでなく、筋肉に疲労物質や炎症物資を蓄積させます。

これにより、痛みやしびれを誘発させるというわけです。

背中やお腹、下肢に刺激を加える事やエッセンシャルオイルやミネラルの補給で内臓疲労を解消する事ができます。

②自律神経の調整

野球肩の痛みが長引く・頻繁化する方は、身体の自律神経が乱れている状況が考えられます。

自律神経の乱れがある事で「身体の緊張が抜けない」「疲れが取れない」「試合前にお腹が痛くなる」などの症状が出てきます。

この状態は、筋肉や関節に疲労物質をため込んでしまうからであり、痛みが改善しにくくなります。

そのため、自律神経を整えるには、脊柱や頭蓋骨の調整、エッセンシャルオイルでリフレッシュすることが必要があります。

 

いかがでしょうか?

このように「内臓疲労とミネラル不足」や「自律神経の乱れ」で、痛みが治りにくい状況が作られています。

この2つの調整を行う事で、痛みを早期に解消させ、そして再発を防ぐ事が出来ます。

野球肩は身体表面の治療だけでなく、身体の中から良くする事も重要になります。

最後に、今まさに野球肩に悩んでいる方々に向けてメッセージをお伝えしていきます。

6,野球肩に悩んでいる方へメッセージ

当院に来る野球肩の方は野球少年からプロの選手など年代が幅広いですが、皆さんの共通の想いは「痛みなく思いっきり野球をしたい」ということ。

チームの仲間と思いっきり練習してきたのに、怪我が起きたことで急に野球が出来なくなってしまう事は相当なストレスだと思います。

治療で早期に回復するならまだしも、治療でも改善できずに痛みが長引くと、治らない焦りや不安も出てくると思います。

しかし、そんな状態であっても諦める必要はありません。

当院には、あなたのようにどこに行っても治らない野球肩の方が来院されます。

そして、多くの方が早期に練習に復帰する事が出来ています。

菜のはな整骨院に来院する際は、

「早く練習がしたい」

「大会で優勝したい」

と、このようの強い気持ちを持って治療にきて下さい。

あなたが野球肩を発症した原因を一つひとつ解消し、試合や練習復帰がスムーズに出来るようにしていきたいと思います。

菜のはな整骨院のコンセプトは

姿勢×メンタル×栄養=健康美

多くの知識と技術であなたの痛みを解消していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

著者 Writer

著者画像
院長:上野 拓也(うえの たくや)
◆趣味
登山、ランニング、野球観戦、お酒をのむ、ボクシング、ゴルフ

◆患者さまへ一言
患者様に痛みのメカニズムやお身体のお悩みのメカニズムを詳しく説明し、施術後の患者様が笑顔や希望にあふれている顔をみることが大好きです。
なにかお困りのことがありましたら、お手伝いさせてください。
 

当院のご紹介 About us

院名:菜のはな整骨院
住所〒359-1111 埼玉県所沢市緑町3-12-14
最寄:西武新宿線 新所沢駅から徒歩10分、西武池袋線 小手指駅から徒歩17分 西所沢駅から徒歩24分
駐車場:あり(10台)
                                                                   
受付時間
9:00〜
12:00
9:00

14:00
9:00

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12:00〜
20:00
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