有痛性外脛骨障害の9割は、治療で痛みを消すことができます。
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「有痛性外脛骨障害」でお悩みのお子さまの親御様へ
こんにちは。埼玉県所沢市の菜のはな整骨院です。菜のはな整骨院へご来院したことがない方はこちらもお読みください。
今回は、お子様の足をマッサージやストレッチをしても痛みがとれない有痛性外脛骨障害でお悩みの親御様に向けての内容を記載します。
こんなお悩みはないですか。
・子どもが「足の内側の骨が痛い」と訴えていて心配だ。
・子どもの土踏まずの骨がだんだん出っ張ってきている。
・病院で「手術」を勧められて、不安でしょうがない。
などの不安なお悩みがあると思います。
だいじょうぶです。おまかせください。
当院での治療後、「足の内側の痛み」が大幅に解消し、多くの子ども達がスポーツや日常生活を痛みなく送ることができています。
有痛性外脛骨障害でお悩みの親御様は最後までお読み下さい。
目次
1.有痛性外脛骨障害とは
2.有痛性外脛骨障害の原因や診断
3.外脛骨障害の一般的な治療
4.「手術」を回避できる理由
5.有痛性外脛骨障害を解消する3つの習慣
6.有痛性外脛骨障害でお悩みの親御様や子ども達へ
1.有痛性外脛骨障害とは
足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)には、約20%の人に過剰骨(余計な骨)があります。
これを「外脛骨(がいけいこつ)」と呼び、この骨に痛みが出ている状態を「有痛性外脛骨障害」と言います。
有痛性外脛骨障害は、スポーツ活動の盛んな10~15歳の思春期に発症することが多い足部の障害となります。
運動を繰り返しているうちに徐々に痛みが強くなることも多いのですが、捻挫などの外傷がきっかけとなって発症することも多く、代表的な症状は、「外脛骨を押すと痛みが出る」ことです。
その他にも、以下の症状があります。
・外脛骨周辺の腫れ、熱感がある
・外脛骨が出っ張ている
・歩いたり、走ったりすると痛い
・ジャンプをすると痛い
それでは、次の章では原因や診断について解説していきますね。
2.有痛性外脛骨障害の原因や診断
外脛骨は足部の過剰骨の中で最も頻度が高く、後脛骨筋が付着する舟状骨の内側にみられます。
正常の人の20%前後にみられると言われていて、女性に多く、80~90%は両側にあります。
急激な運動負荷や外傷をきっかけとして後脛骨筋腱による外脛骨部へのけん引力が加わると外脛骨周辺の痛みが発症します。
外販偏平足を合併していることが多くみられます。
診断は、外見や圧痛部位、レントゲン画像で判断していきます。
・舟状骨の内側に骨性の膨隆を認めます。
・圧痛はありますが、発赤や腫脹などの炎症症状はあまりみられません。
・レントゲン像にて足の舟状骨の変形(分裂や肥大)を認めます。
・軟骨や靭帯を確認するために、超音波やMRI検査をすることもあります。
それでは、有痛性外脛骨障害に対してどのような治療がされているか。次の章で解説しますね。
3.外脛骨障害の一般的な治療
まず、病院では、
現在行っているスポーツの運動制限や安静を支持されます。症状を繰り返すものでも15~17歳の骨の成長が停止する頃には自然治癒することが多く、痛みが続く場合は、湿布やステロイド剤の局所注射を行います。
整骨院や治療院では、
電気治療を行い、周囲の筋肉にマッサージやストレッチを行います。
通常、これらの治療で症状が治まることが多いですが、
半年以上経過しても症状が治まらない場合や再発を繰り返す場合に「手術」を行います。
手術には、骨接合術、骨片摘出術、経皮的骨穿孔術などがありますが、偽関節などを起こしてりして、かえって治療期間を延びてしまう恐れがあります。
いくら痛みを解消する手段だとしても、親御様にとって、子どもに「手術」を受けさせるのは、とても不安ですよね。僕の娘は骨折をして手術になったことがあります。僕自身も辛かったし、娘も不安がっていました。だから、当院では、病院で「手術」と言われても、手術なしで有痛性外脛骨障害を改善できるプランを提供しています。
あの時、僕が感じた辛さを患者様には味わってほしくない。
では、なぜ「手術」を回避できるのか。次の章で説明しますね。
4.「手術」を回避できる理由
有痛性外脛骨障害の原因は、前の章でお話した「後脛骨筋の使い過ぎ」だけではありません。
一般的な治療だは、この後脛骨筋を緩めるための治療がされており、解決することもありますが、改善するまでに数か月~半年はかかります。これは後脛骨筋を緩めた効果というよりも、身体の自然治癒力の効果によるものと考えられます。
有痛性外脛骨障害は、もっと根本的な原因が隠されており、その根本的な原因さえ解決すれば、このような長期の治療期間は必要ないのです。
そして、それは、「手術」にも同じことが言えます。根本的な原因が解決されていなければ、いくら手術で骨片を摘出しても足の障害は出てきてしまうのです。
当院の考えとして、有痛性外脛骨障害はだいたい5回前後の回数で痛みを改善できると捉えています。それは有痛性外脛骨障害の根本的な原因を知っており、解決する治療を持っているからです。
次の章では、有痛性外脛骨障害を解消する3つの習慣を説明します。
5.有痛性外脛骨障害を解決する3つの習慣
前回の章でお話ししましたが、外径骨は約20%の方にあるものです。外径骨があっても全く痛みが無い方もいらっしゃいます。
では、痛みが出ている人と出ていない人の違いは何なんでしょうか。この違いこそが痛みの根本的な原因と言えます。
それは、
・姿勢のアライメント異常
・慢性的に身体が疲労した状態
これが有痛性外脛骨障害の2つの原因となります。
・姿勢のアライメント異常
アライメント異常とは、背骨や骨盤、下肢などが正常の位置になくゆがみやねじれがある状態。最近の子ども達はスマホやゲームの普及により猫背になっている子が多く見受けられます。猫背になると骨盤は前傾し、重心が前方に移動することで偏平足になりやすく足の障害を起こしてしまいます。
・慢性的に身体が疲労している状態
日常的にハードな練習を繰り返したり、猫背の状態だと身体に老廃物や疲労物質が蓄積していきます。通常、健康な状態であれば1日2日で疲労は抜けるものですが、それが抜けないまま練習をこなすことで身体の疲労が蓄積され、痛みや炎症を治すための自然治癒力が低下してしまいます。
そこで、有痛性外脛骨障害の根本的な原因を解消する3つの習慣を意識することが重要になります。
・活動習慣
・食習慣
・睡眠習慣
この3つの習慣を必ず意識しましょう。
・活動習慣
活動習慣とは、日常生活の中で「立つ」「座る」「歩く」など、健常者であれば誰でも行う活動になります。日ごろから姿勢を意識することで成長期の子ども達に必要な体幹力や競技スキルを向上させるだけでなく、怪我の予防もできます。
・食習慣
コンビニや外食産業の発展により添加物や砂糖などを大量に摂取している子ども達が増えています。添加物は肥満化だけでなく、腸内環境を崩し、子どもの成長に悪影響を与えています。子ども達の慢性的な疲労感やキレやすいといった行動の原因となるので添加物や砂糖は控えることをおススメします。
・睡眠習慣
最近の子ども達は忙しい。学校だけでなく、習い事や塾など、私達が子どもの時より睡眠時間が少ないと言われています。それなのに、スマホやゲームを行うため、より睡眠時間が削られ、朝から眠そうな子ども達をよくみます。中学生の睡眠時間は7時間30分以上が理想と言われています。良質な睡眠がないと疲れも解消できませんし、成長にも影響が出ます。良質な睡眠を取ることを意識しましょう。
5.有痛性外脛骨障害にお悩みの親御様や子ども達へ
有痛性外脛骨障害や足の障害で悩んでいる子ども達は沢山います。
病院では、「手術しかない」や「半年間の安静」と言われ、ショックを受ける子ども達もいます。
そんなショックを受けた子ども達が当院に来院することが多いです。
これまでの説明を読んでお分かりのように、
局所だけの治療だと時間もかかりますし、再発も多くなります。
日ごろからの姿勢、3つの習慣を意識することでケガを予防することができます。
しかし、
どのように習慣を変えるか分かりませんよね。
当院では、プロの選手をケアや指導をしている国家資格者が治療だけでなく、姿勢矯正やトレーニング指導を行っています。
もし、お身体でお悩みの時はお気軽にお問い合わせください。
著者 Writer
- 院長:上野 拓也(うえの たくや)
- ◆趣味
登山、ランニング、野球観戦、お酒をのむ、ボクシング、ゴルフ
◆患者さまへ一言
患者様に痛みのメカニズムやお身体のお悩みのメカニズムを詳しく説明し、施術後の患者様が笑顔や希望にあふれている顔をみることが大好きです。
なにかお困りのことがありましたら、お手伝いさせてください。
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