セルフケアにおすすめ!
ファンクショナルカッピングのご紹介
ファンクショナルカッピングのご紹介
最近ではさまざまなコンディショニング方法が普及していますが、ここ最近注目を浴びている施術がファンクショナルカッピングです。
今回は、トップアスリートからジュニア世代にも普及しているファンクショナルカッピングを使用した、身体のケアの方法やその効果をご紹介していきます。
ファンクショナルカッピングを受ける方によくある症状
-
慢性的な肩こり
による頭痛 -
冷え症や
血行不良による
体調不良 -
肩甲骨や
股関節の
動きが悪い -
身体が固く
慢性的な
腰痛が生じる
ファンクショナルカッピングをご存知ですか
筋膜リリースの方法の一つとしてファンクショナルカッピングという方法があるのをご存知でしょうか。
ファンクショナルカッピングとは、専用のカップを使って身体のコンディショニングを行う施術です。
筋膜の動きが悪くなると、関節の可動域が少なくなりケガをしやすくなってしまいます。
今回は、簡易にセルフケアまで行えるファンクショナルカッピングについてご紹介します。
【ファンクショナルカッピングとは】
ファンクショナルカッピングは、グローバルアスリートサポート協会(GASA)代表の浅野吉隆氏により、筋膜リリースの方法の一つとして開発されました。
ファンクショナルカッピングは押して癒着を剥がすのではなく、吸い上げて癒着を剥がすことが特徴です。
特徴的なカップは3種類の大きさがあり、部位ごとに使い分け筋膜をリリースします。
【筋膜リリースとは】
筋膜とは筋肉を包み込む膜のことで、手術後や身体を動かす機会が少なくなると癒着してしましいます。
関節の動きや筋肉の滑りが悪くなると運動時にケガをしやすくなり、アスリートでは選手生命にも関わるケースがあります。
筋膜の特性としては次のようなものがあります。
・筋肉を包み込み、身体の姿勢を保つ役割を持つ
・組織同士がこすれあうことで生じる摩擦から保護する
・筋線維を包んでいる3つ(筋外膜、筋周膜、筋内膜)に構成された構造から、筋線維の動きを支え、力の伝達を行う
以上のことから、身体の柔軟性を維持するためにも、筋膜の癒着を予防しコンディションを維持することが重要です。
【普通の吸角との違い】
ファンクショナルカッピングの特性には次のようなものがあります。
①耐久性に優れている
②シリコン素材の為、ガラスやプラスチックと比較し柔軟に対応が可能
従来のガラスやプラスチックのカップでは、吸着が不十分で癒着を剥がす際に圧が十分に伝達しないといった点がありました。
ファンクショナルカッピングは特殊なシリコン素材のため、痛みなく吸着して癒着を剥がすことができると言われています。
ファンクショナルカッピングの利用シーンをご紹介
ファンクショナルカッピングは、トップアスリートのコンディショニングから一般的な身体のセルフケアなど幅広い場面で活用に期待ができます。
こちらでは、身体の部位や目的別のファンクショナルカッピングによるセルフケアと、それぞれに期待できる効果についてご紹介します。
【セルフケア~部位編~】
①ハムストリングス
太ももの後面の筋肉である、大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋の3つの総称をハムストリングスと呼びます。
ハムストリングスの動きが固くなったり、筋肉が短縮すると骨盤の傾きに影響を及ぼし、結果として腰痛が生じやすくなる場合もあります。
②ヒラメ筋
ふくらはぎの表面を覆っている筋肉で、長時間の立位姿勢などで筋肉が緊張し、凝り固まったりする方も少なくはありません。
そのような場合にはカップを外側に吸着させ、踵をつけたまま膝の屈伸運動を行うことで、吸着した部分の筋肉をリリースすることが期待できます。
【デスクワーク編】
新しい生活様式により、デスクワークに携わる方が増えているのが現状ではないでしょうか。
長時間椅子に座っていると肩こりや首周囲の筋肉が張ってしまうことも多いです。
またずっと下を向いて、パソコンやスマホをみていると、スマホ首のように身体に不調が生じてしまうでしょう。
そんな時は、セルフケアの方法の一つとしてカッピングを試すことをおすすめします。
【ウォーミングアップ編】
カッピングは、ウォーミングアップにも活用することが可能です。
カッピングを活用し、筋膜をリリースすると全身の血液量が上がるため、下肢の筋肉から上肢の筋肉の順にカッピングでリリースを行います。
第2の心臓と呼ばれるふくらはぎ、大腿部を始めとする筋肉をカッピングすることで、末梢から心臓部への血液の循環が促進され体温の上昇、筋肉の動きを滑らかにする効果が期待できます。
菜のはな整骨院の【ファンクショナルカッピング】
筋膜リリースは指圧や揉捏で筋膜の癒着を押しはがしますが、ファンクショナルカッピングでは特殊なシリコン素材のカップで皮膚や皮下組織を吸い上げて、揺らしたりスライドなどをさせることで癒着を剥がしたり、血行を良くする施術法です。
スポーツ選手が筋膜の癒着を剥がしたり、関節可動域を拡げたいときなどの目的で使用しています。
よくある質問 FAQ
-
- カッピングの痕は残りますか?
- 3~7日くらい痕は残りますが、きれいに消えるのでご安心ください。
-
- 施術は痛くはないですか?
- 筋膜が癒着している箇所にはほどよい痛みがあります。
-
- 子どもでも施術は受けられますか?
- スポーツパフォーマンスを上げたい子どもに行っています。
著者 Writer
- 院長:上野 拓也(うえの たくや)
- ◆趣味
登山、ランニング、野球観戦、お酒をのむ、ボクシング、ゴルフ
◆患者さまへ一言
患者様に痛みのメカニズムやお身体のお悩みのメカニズムを詳しく説明し、施術後の患者様が笑顔や希望にあふれている顔をみることが大好きです。
なにかお困りのことがありましたら、お手伝いさせてください。
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